変な音

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その三人の病症を看護婦から確めた。一人は食道癌であった。一人は胃癌であった、残る一人は胃潰瘍であった。みんな長くは持たない人ばかりだそうですと看護婦は彼らの運命を一纏めに予言した。

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じつきく買うかうはずところ植木屋うえきや十六じゅうろくぬき云ういうぬき負けろまけろ値切っねぎっ相談そうだんならなかっ帰りかえりじゃろくぬきやるから負けろまけろ云っいっやっぱり負けまけなかっ今年ことしみずきく高いたかい説明せつめいベゴニアべごにあ持っもっひとはなし思い出しおもいだし賑やかにぎやか通りとおり縁日えんにち夜景やけいあたまなか描きえがきなど
やがて食道癌しょくどうがんおとこ退院たいいん
胃癌いがんひと死ぬしぬ諦めあきらめさえすれなんない云っいっ美しくうつくしく死んしん
潰瘍かいようひとだんだん悪くわるくなっ
夜半やはん覚すさます時々ときどきひがしはずれ付添つきそいものこおり摧くくだくおと
そのおとやむ同時どうじ病人びょうにん死んしん
自分じぶん日記にっき書き込んかきこん
さんひとうち二人ふたり死んしん自分じぶんだけ残っのこっから死んしんひと対したいし残っのこっいる気の毒きのどくようするあの病人びょうにん嘔気おうきあっ向うむこうはしからこっちまで響くひびくようこえ出しだし始終しじゅうげえげえ吐いはいこの二三にさんそれぴたり聞えきこえなくなっだいぶ落ちついおちついまあ結構けっこう思っおもったらじつ疲労ひろうきょくこえ出すだす元気げんき失っうしなっ知れしれ そのあと患者かんじゃ入れ代りいれかわり立ち代りたちかわりたり入っはいったり
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そのふとことから偶然ぐうぜんあるてん看護婦かんごふくち利くきくようなっ
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