あの頃の自分の事

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十一じゅういちつきある晴れはれあさある
久しぶりひさしぶり窮屈きゅうくつ制服せいふく学校がっこう行つおこなつたら正門せいもんまえやはり制服せいふく成瀬なるせつた
こつちやあ云ふいふ向うむこうやあ云ついつ
一しよいっしよ角帽かくぼう並べならべ法文ほうぶん古いふるい煉瓦れんがつくりなかいつたら玄関げんかん掲示けいじまえまた和服わふく松岡まつおか
我々われわれもう一度いちどやあ云ついつ
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それから松岡まつおかこの珍しくめずらしく学校がっこう西洋せいよう哲学史てつがくしなん教室きょうしついつ何時なんじまで待つまつ先生せんせい勿論もちろん学生がくせい来るくる容子ようこない
みょう思つおもつそと小使こづかい尋いきいたら休日きゅうじつだつ云ふいふはなし
かれ電車でんしゃ乗るのる心算しんさんじゅうせん持つもつ歩きあるきながら途中とちゅうへん煙草屋たばこやはいる平然へいぜん往復おうふくいち云ついつ人間にんげんからこんなこと家常かじょう茶飯さはんある
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松岡まつおか分れわかれ成瀬なるせかい教室きょうしつ行くいくもう大ぜいおおぜい学生がくせいしゅうノオトのおと読み合せよみあわせたりむだ話むだばなしたり
我々われわれすみほうつくえ就いてついてしん思潮しちょう書かかかゐる我々われわれ小説しょうせつはなし
我々われわれあたまうえかべ禁煙きんえん云ふいふさつつてあつ
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勿論もちろん我々われわれそと学生がくせい平気へいき煙草たばこふかし
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そこ勿論もちろん眠るねむること
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